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zoom RSS 労働者の「敵」、御手洗のワークシェアリングの「魂胆」は何だ!!

<<   作成日時 : 2009/01/08 23:51   >>

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 経団連会長の口から「ワークシェアリング」なることばが出てきた。経団連会長の日頃の言動を思い起こせば、「ワークシェアリング」なることばも素直に受け取れない。

 冬の寒空、「ハケン切り」された労働者が「年越し派遣村」での生活を余儀なくされている。労働者の3分の1が非正規雇用と言った、尋常じゃない雇用状況を生み出したのは、「経団連」である。便乗「ハケン切り」をも憶測したくなる程の「ハケン切り」の嵐。その「ハケン切り」の先陣をきったのは、大企業キャノンだった。「偽装請負」が発覚したのもキャノンだった。

 今考えれば、派遣がこんなに重宝がられるのは、直接の雇用関係がないから、解雇の紙一枚で「ハケン切り」できるからだったのかと、今更ながら経団連のやり口に憤りを感じる。
 しかし、「派遣」ということで、直接の雇用関係が存在しないのに、いざ仕事にある時には、自企業の雇用関係下に置くという「偽装請負」が発覚すると、「偽装請負」の何が悪いと開き直ったのもキャノンである。

 今の、日本の雇用状況を生み出したのは、そもそも「経団連」である。「経団連」こそ、労働者の「敵」であり、本丸である。経団連の企業家&経営者の言うことには、どういう魂胆があるのか。一歩下がって、「本性を見抜かなければ」と、言葉の一言一言をも気を許す気にならない。

 今日の経団連会長の発言に、「従来の『日本的経営』を維持する」という発言もあったが、どこまで信じて良いものなのか。「ワークシェアリングを検討しているところもあるだろう」という、経団連会長のことばも、「何か裏があるのではないか」と思える。どこか歯切れの悪い、なんとも釈然としない印象の発言だった。

 経団連現会長は、「偽装請負」をやっていたキャノンの人間である。経団連会長は、昔から政治家も一目置く「財界総理」と呼ばれている。普通ならば、全「経団連」会員の企業の先陣を切って、「範となる」ものだと思うが、現会長の会社自ら、やってはいけない「偽装請負」なんだよな。「財界総理」の品格を問いたいものだ。

 近代経営学における企業活動の目的は「利潤の追求」である。それに対して、現代経営学における企業活動の目的は「社会貢献」である。日本の企業家&経営者は、未だに私腹を肥やすことしか考えていないようだ。資本主義のエートスを理解していないから、企業の「偽装」が社会問題になってしまうのだ。かつての、経営者たちは、それぞれ「経営哲学」を持ち、「偽装」などを行うような恥知らずな経営者はいなかった。

 どこまで、経団連現会長のことばを信じて良いものか? それ以上に、経団連会長のことばの裏に、どういう「魂胆」を隠しているのか、思わず、勘ぐりたくなる。

 「労働の流動化」だって、どうしても労働者がそうしてくれと、頼んで行われたものではない。

 どんな親でも、自分の子どもが「ハケン」であったら、できれば「正規雇用」になって欲しい願うものだ。大会社だと言っても、世襲社長は、自分の子どもはそもそも「ハケン」にはならないから、他人の子どもがどうなろうと、かまわないのだろう。世界のトヨタだって、世襲じゃ、「ハケン」なんか、知ったこっちゃないよな。
 中には「非正規雇用が良いという若者(労働者)がいる」という、たわけたことをいった「経営者」や「政治家」がいたが、30、40、50になっても「非正規」が良いという人間(労働者)がいるわけないじゃないですか? どういう感覚でものを言っているのだろうか?

 「ホワイトカラーエグゼンプション」が話題になった時も、「残業代はいらないから働かせてくれという人がいる」からとうそぶく、経団連関係者がいた。
 世の中に「残業代」がいらないなんて労働者がいるわけないでしょ。もし万が一いたとしても、そんな人間(労働者)がいたら、残業代の入らない人間(労働者)によって「残業代」の秩序が乱されてしまう。賃金制度及び労働協約を崩壊させてしまうものである。断固、経営者自ら、許してはいけないだろう。まして、働いているのに、働いた分の賃金を、労働者本人がいらないと言って、賃金を支払わない経営者など許されるべきではない。経団連関係者のことばには油断がならない。大ウソツキだ。

 「労働の流動化」は、強力かつ強引、勝手に「経団連」主導で推し進めていったものである。だからこそ、経団連会長の言動には十分なる注意が必要だろう。

 気を許すな。たて万国の労働者諸君。不当な企業家や経営者に立ち向かうには「連帯」しかない。自分を守れるのは自分しかない。「切り捨て御免」に置かれている、今の「ハケン」を救う手立ては「連帯」することだ。
 だから、雇用先企業の自由気ままに、「ハケン切り」されないためには「ユニオン」を立ち上げしかない。自分の職務経験を生かして再就職を考えるならば、「職業別ユニオン」を立ち上げるべきだろう。経団連は、従来の「日本的経営」を破壊してしまった。今更、企業別組合の時代ではないだろう。企業別組合を頼っても、今の時代、企業家&経営者の良いように「リストラ」の対象にされてしまうだけである。

 うかがい聞くところによれば、「ハケン切り」に次いで、正社員のリストラが行われるという。雇用者の「大義名分」は収益の減少によるものだと言うが、組合員がターゲットされる、されているという噂もある。リストラの名を借りた、「組合つぶし」が横行する動きもあるようだ。「正社員」の人員整理が、実は「組合つぶし」の便乗リストラだったなどと言うこともあるらしい。今の時代、労働者は、自分で自分を守るしかない。

 昔は、今のような非正規雇用の労働者はいなかった。今のような「非正規雇用」の労働者はいなくても、会社は動いた。今ある「非正規雇用が必要だ」という、今の労働政策は労働者の人権を侵している。今ある「ハケン」は人権侵害なのではないか?
 だから昔は、非正規雇用はゼッタイに許されないこと。許してはいけないことだった。そして、賃金は直接労働者に支払われるものだった。派遣会社の「賃金のピンハネ」だって「憲法違反」ではないか。

 御手洗の「魂胆」には欺されるな! 経営者&企業家の嫌がらせ、不当労働行為に屈するな! 経団連の思うような「雇用政策」が行われるならば、ハケンも正社員も、飢えて死ぬしかない。世の中や社会が不安定になって、社会不安が広がるばかりではないか。ハケン社員が自暴自棄になった事件の頻発は、まさしく社会不安そのものである。

 日本を、どういう国にしたいのか? どういう国にしてしまったのか? 労働者の「敵」である「経団連」の責任は重い。そして、それに手を貸した与党自民党の責任も同罪だ。

 派遣労働法は改正ではなく、全廃である。労働者は、誰も「非正規」の雇用を望んでいない。労働者を不幸にする派遣労働法は全廃でしょ。
 「ワークシェアリング」だって、経営者の都合の良いように利用されまい。経団連に欺されまい。飢えて死にたくなければ、決して欺されてはなるまい。

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暇人短剣符
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