【トンデモ独自研究】方丈記の作者、鴨長明は実はニートだった?

■方丈記の内容と作者について解説!鴨長明は実はニートだった?
2020年1月1日 2020年1月1日 https://rekishi-den.com/kamakura/1840/

いちいち、ネット世界の「独自研究」に目くじらを立ててもしかたがないが、「鴨長明はニート」なる表現がひっかかる。

最近の教科書は、きちんと「教科書検定」されていないと見えて、「鴨長明は随筆家」なる表現がスルーしているらしい。つまり、方丈記は「随筆」であるから、方丈記の作者は「随筆家」ということらしい。更に、酷いのは、「随筆家」。つまり、「随筆家」は「エッセイスト」だから、「鴨長明はエッセイストである」という表記も散見する。

この論理に従えば、方丈記は「三大随筆」だから、「清少納言は随筆家」、「兼好法師は随筆家」となってしまう。いや、それはいただけないでしょ、と思うが、「清少納言はエッセイスト」、「兼好法師はエッセイスト」も許容されてしまうのか。

方丈記の書かれた、中世、鎌倉時代には、「随筆」なる文学概念はない。「随筆」「エッセイ」なる文学は、明治期以降、近代的な括りでの「ジャンル分け」である。そもそも、中世に「随筆文学」なるジャンルは存在していない。また、作者は、「文学」を書こうと思って書いていない。「随筆文学」を書こうと思って、「枕草子」「方丈記」「徒然草」を執筆していない。「随筆文学」自体、近代的な視点で「ジャンル分け」したものである。

「随筆文学」なるものは、近代的な視点の産物であるのだから、「随筆家」なる、職業も身分もない。当然、「エッセイスト」なる肩書きはナンセンスなのである。

【引用転記】ニート(イギリス英語: Not in Education, Employment or Training, NEET)とは、就学・就労していない、また職業訓練も受けていないことを意味する用語である。日本では、15〜34歳までの非労働力人口のうち通学・家事を行っていない者を指しており、「若年無業者」と呼称している。

さて、冒頭に触れた、近代の概念「ニート」というラベリングを放置して良いものか。独自研究として、見過ごし、見逃して良いものか。やはり「独自研究」に対して、一言発言したくなった。

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